低反発マットレスは寝心地最高ですが…

トゥルースリーパーやテンピュールで有名な低反発マットレスは、柔らかく体を包み込む「寝心地抜群」「まるで無重力空間にいるみたい」「とろける寝心地」という評判。

 

低反発マットレス

 

ニトリやイトーヨーカドーの寝具コーナーで試し寝したらその寝心地に感激するほどですが、今現在腰痛を持っている人、腰痛になりやすい人にはおすすめしません。

 

低反発マットレスを使って腰痛になる人は実際結構多いです。

 

私もそうでしたが、低反発マットレスで寝て翌朝起きた時に腰が痛いという感想はよく聞きますね。

 

ただ、低反発マットレスにもメリットがあるのは事実。

 

ということで、今回は低反発マットレスが腰痛に悪い2つの理由の解説と、どんなケースに低反発マットレスがおススメかということをお伝えしますね。

 

低反発マットレスが腰痛に悪い理由とは?

低反発マットレスが腰痛に悪い理由は以下の2つです。

 

腰などの重たい部分が特に沈み込んでしまう
寝返りの回数が極端に減ってしまう

 

それぞれ解説しますね。

 

低反発マットレスは腰などの重たい部分が特に沈み込んでしまう

まず、低反発マットレスが腰痛の原因になる、または腰痛を悪化させるという1つ目の理由は、体を沈む込ませすぎてしまうからということについて。

 

低反発マットレス腰痛

 

特に腰周辺は人の体で内臓が一番詰まってる、骨盤を形成する太い骨が集まっている部分で、身体でも一番重たい部分です。

 

だから、寝ているときの姿勢として腰が沈み込んだ状態が続くと腰椎に負担がかかってしまって特に寝起きの腰痛になりやすくなりまうんですね。

 

 

肩周辺も肩甲骨など骨が集まってる箇所なので沈み込みやすくて、腰痛だけじゃなく肩こりとしても良くないですよ。

 

特に体重が60キロ以上の男性の場合は要注意です。

 

また、厚みのある低反発マットレスであればあるほど沈み込みが激しくなりますよ。

 

 

モッチリと体を沈めこませて包み込むような寝心地が捨てがたいんですが、体の重い部分が特に沈んでしまって体の歪みの原因になるということが低反発マットレスが腰痛に良くないという1つ目の理由です。

 

低反発マットレスは寝返りの回数が極端に減ってしまう

低反発マットレスが腰痛に悪いという二つ目の理由は、寝返りが打ちにくく必然的に寝返りの回数が減ってしまうからということ。

 

寝相が悪い

 

最近は有名になってきてるのでご存知かもしれませんが、腰痛には寝相が悪い、つまり良く寝返りを打つ方が良いんです。

 

でも、低反発マットレスで寝ると基本的には寝相が良くなって、寝返り回数が減ります。

 

その理由は、低反発マットレスは反発力や弾力性が弱すぎて体の重い部分を沈めこませすぎてしまうのと、体を包み込んでしまうのでとにかく寝返りを打ちにくくなってしまうからです。

 

高反発マットレスだったら2の力で寝返りが打てるのに対して、低反発マットレスが8の力が必要になるイメージですね。

 

 

今あなたが結構な腰痛を持っている場合、低反発マットレスで寝て寝返りを打とうとしたら腰に大きな力がかかるので痛くみで目が覚めてしまうかもしれません。

 

 

また、低反発マットレスだと寝返りの回数が極端に減るというデータもあります。

 

寝返り時に大きな力を必要とするのは熟睡を妨げるし、寝返りの回数が少ないのは腰痛対策としては致命的とも言えますね。

 

 

腰痛対策には軽く寝返りが打てること、寝返り回数が多いことが必要です。

 

 

腰痛の場合はあまり動かさない方が良いじゃないの?

坐骨神経痛や椎間板ヘルニアといった腰痛や筋肉が固まってしまったことによる慢性腰痛どちらにも言えますが、腰は安静にするのではなくて可能かな限り動かした方が良いというのが今の常識です。

 

寝返りの回数が少なすぎるということはず~っと同じ姿勢でいて血流を滞らせてしまうので腰痛を悪化させる原因になってしまいます。

 

例えるなら、日中ずーっとパソコンの前で仕事していると肩がこるのと同じ原理。

 

寝返りをすることで、睡眠中の布団の中の温度を調整し、腰周辺の血流を改善する、筋肉の塊を防いでくれるということから寝返りは腰痛対策としては必須なんです。

 

参考記事腰痛になったら安静・固定するは嘘?時代遅れの腰痛治療に要注意!

 

 

特に30代半ばを過ぎて、「運動してない」「仕事はデスクワーク」という場合は体の筋肉が硬くなってるので寝返りが打ちにくい状態になってる可能性が大です。

 

そんな状態で低反発マットレスを使っているとますます寝返り回数が減って腰痛が悪化するので注意して下さいね。

まだある低反発マットレスのデメリット!

低反発マットレスが腰痛の原因になる、または悪化させる原因になる直接的な理由を解説しましたが、他にも短所はあります。

 

夏場のお手入れに要注意!

低反発マットレスは通気性が悪いのと、冬は硬くて夏は柔らかくなるという性質があって、特に夏の蒸し暑い夜などは寝心地が最悪になります。

 

寝汗の逃げ場がなくなってしまうので、特に冷え性の型は自分の寝汗が体を冷やしてしまう原因にもなります!

 

また小まめにお手入れしないと確実にカビますよ。

 

今あなたが低反発マットレスを使っているなら温度を一定に保つ、放湿性が高い敷きパッドは絶対に使って下さいね。

 

 

枕選びが難しい!

低反発マットレスの場合枕選びも結構難しくなりますね。

 

低反発マットレスと枕

 

低反発マットレスの場合はマットレスが柔らかすぎるので、頭部の沈み込みを考慮して枕の高さや硬さを選ばなければなりません。
枕選びを間違えると肩こり、首のこりの原因になるので注意が必要ですよ。

 

寝具店では低反発マットレスを殆ど扱っていないという事実

仕事柄、実際の寝具販売店にも頻繁に行きますが、最近は店頭で低反発マットレスを扱ってるところは殆ど見かけなくなりました。

 

 

低反発のトッパーマットレスはまだ見かけますが、店頭でベッドマットレスを取り扱ってるのは皆無ですね。

 

 

店舗担当の方に取材しても、「低反発マットレスは腰痛に良くないのが一般的に認知されてきたので今は高反発マットレスを主力にしてます」とのことでした。

 

あなたの近所でマットレスを販売しているお店に行ってみたらわかると思いますが、低反発マットレスは殆どないと思いますよ。

 

あったとしてもテンピュールのトッパーマットレスが一部扱っているかどうか。

 

 

一部のユーザーには根強い人気があるので低反発マットレスがなくなるということはありませんが、これからはあまり見かけなくなるでしょうね。

低反発マットレスが絶大な効果を発揮するケース

これまで低反発マットレスが腰痛に良くない理由や短所ばかりをお伝えしてきましたが、誤解の無いように言っておくと、低反発マットレスには良いところもあります。

 

低反発マットレスは絶大な効果を発揮するケースがあるんです。

 

それは

 

「腰痛にいいと思って購入したマットレスが硬すぎて腰が痛い…高い買い物だったから簡単に捨てるわけにもいかないし、まだ新品同様だしどうしよう…」

 

こんなケースです。

 

体を沈めこませてしまうのもダメですが、硬すぎるマットレスも体圧分散が出来ず肩や腰に負荷がかかって腰痛の原因になります。

 

参考記事硬い布団やマットレスが腰痛に良いという迷信を3つの視点で解説

 

 

だから、もし硬すぎるマットレスを購入して「毎朝腰が痛い…」という場合は柔らか目で薄いトッパーマットレスを硬いマットレスの上に敷いて環境を改善するという意味で低反発マットレスはおススメです。

 

 

トッパーマットレスなので薄くて土台になるマットレスが硬いので、体が沈みすぎることもないし、寝返りも打ちやすく、トッパー部分で体圧分散してくれるので睡眠環境がぐっと向上します。

 

また、エムリリーオクタスプリングなどのトッパーマットレスは厚みがない分価格も安いので、マニフレックスモットンのように何万円ももするベッドマットレスを買い替えるよりかなり断然コスパが良くなりますよ。

 

 

ということで、ベッドマットレスタイプの分厚い低反発マットレスは絶対にやめた方が良いですが、薄いトッパーマットレスなどで硬すぎる睡眠環境を改善するという意味では良いこともたくさんあります!

 

念のためですが、元々柔らかいまたは、長年使って歪んだ状態のベッドマットレスの上にさらに低反発のトッパーマットレスを敷くのは腰痛対策としてはNGですよ。

 

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