マットレスの寿命を飛躍的に伸ばすための2つのコツ
本来の耐用年数があるマットレスでもお手入れしないと寿命はもっと短くなるし、その逆で小まめにお手入れしていればもっと長く使えます。
腰痛に良い、快眠できるマットレスも寿命が来ればへたり、歪みが生じて気が付いたら腰に負担をかけた寝姿勢になってしまうことにもなりかねません。
また、出来るだけ長く使った方がコストパフォーマンスの観点でもよいので出来る限りお手入れをして長く使って下さいね。
マットレスの寿命を飛躍的に伸ばすコツは以下の2つです。
いつも同じ部分に寝ているとヘタリやすくなります。
マットレスのローテーション、つまりマットレスを定期的に上下逆、裏表逆にして使うことでいつも同じ場所に負荷がかからないようにすることがおススメです。
特にウレタンの高反発マットレスは湿気がたまりやすいので、定期的に陰干しする、敷きパッドを敷いてマットレスに湿気を吸い込ませないようにするというのがおススメです。
これらはマットレスのカビ対策としても有効なので、特にウレタンの高反発マットレスを購入した場合はこれらのお手入れをおススメします!
マットレスの寿命の見極める3つのポイント
「マットレスは寝れればいい!」そんな考えの人もいますが、寿命が訪れたマットレスを使い続けていると寝つきも悪くなってくるし、質の高い睡眠が出来ないし、その結果寝起きの疲れが取れない、又は寝起きの腰痛につながっていきます。
ということで、マットレスの寿命の見極め方、それぞれのマットレスの寿命の目安について解説します。
マットレスの耐用年数を超えた場合、一番わかりやすいのが以下3つのポイントです。
以下のどれかが該当すればマットレスの寿命が来たと判断して下さいね。
①マットレスの端っこと真ん中で寝心地が違う
殆どの人はいつも寝るのは真ん中です。
端っこはマットレスの弾力性があるのに真ん中には弾力性を感じない場合はヘタリが来てると判断できます。
一番わかりやすい判断基準ですね。
②購入した当初と比べて柔らかさを感じる
マットレスは一度購入すると何年も使うものです。
その間にあなたの体重が増えていればマットレスには変わりがなくても柔らかさを感じるかもしれないのでちょっと難しいかもしれませんが、それほど体型に変化がないのにマットレスが購入当初と比べて柔らかいと感じた場合は、寿命が来たと判断して下さいね。
③購入当初と比べてマットレスが薄くなっている
これも比較的わかりやすいですね。
どんなマットレスでも厚さ、幅、長さは決まってます。
その中で寿命によって一番変わるのが厚さです。
本来あるべきマットレスの厚さと比べて薄くなっている場合は変形が始まっているので耐用年数を超えたと判断して下さいね。
マニフレックスなどの長期品質保証があるマットレスの場合は、保証期間内であれば交換してくれます。
マットレスの素材や種類別の寿命
「マニフレックスのマットレスの耐用年数は何年くらいですか?」
「フランスベッドの寿命はどれくらいですか?」
「モットンってどれくらいの耐用年数なんですか?」
「エアウィーヴはどれくらい持ちますか?」
と聞かれますが、マットレスの素材や種類によっても寿命は変わってきます。
素材別の耐用年数
ざっとマットレスの素材別の耐用年数の目安は以下の通り。
ウレタンマットレス | 8~10年 |
---|---|
ポリエチレンマットレス | ~5年 |
ラテックスマットレス | 10年~ |
ウレタンの中でも密度が高いものはもうちょっと耐用年数が長くなるし、密度低いものは短くなるのであくまでも参考としてくださいね。
モットンやマニフレックスのような1面で体を支えるタイプのウレタンマットレスはかなり寿命が長い傾向にあります。
一方、西川エアーやエアキューブのように点で体を支えるタイプのマットレスは、突起部分に圧力がかかり潰れたり裂けやすいので面で体を支えるタイプのマットレスよりも寿命が短くなる傾向にあります。
エアウィーヴなどのポリエチレン素材の場合は熱に弱く、耐久性も低いので頻繁に買い替えるようにしてください。
天然ラテックス(天然ゴム)マットレスは最も耐久性の高い素材なのでおススメなんですが、やっぱり値段は高くなってしまいます。
種類別の耐用年数
ベッドマットレス、折り畳み、トッパーなどマットレスのタイプでも耐用年数は変わってきますよ
ベッドマットレス | 8~10年 |
---|---|
折り畳みマットレス | 5~8年 |
トッパーマットレス | ~5年 |
しっかりとした厚みを持っているベッドマットレスが一番マットレスが頑丈に作られていて、その次が折り畳み式です。
トッパータイプのマットレスはマットレスの厚みがない分安いですが寿命は短くなりますよ。